S&Iで働く社員へのインタビュー企画。今回は、ソリューション事業部の徳田さんへのインタビューです。徳田さんは、S&Iの代表的なプロダクトの一つ、「ThinBoot ZERO」のオーナー部隊の製品技術担当。お客様のニーズに合わせて変幻自在なカスタマイズを提案する、ThinBoot ZEROのコーディネーターです。

新しいハードやOSでも確実に対応。その苦労は大変だけど貴重な経験

私は、ソリューション事業部でS&Iのシンクライアント専用端末「ThinBoot ZERO」の技術担当をしていています。ThinBoot ZEROは、レノボ、デル、およびマイクロソフトの端末をベースに、組み込み型OS(Embedded OS)やツール類をセットアップしたシンクライアントなのですが、端末の「初期出荷状態」から、お客様ごとに異なる端末環境の設定や、お客様が自社内に端末環境を「配布・展開」するための技術情報の提供などを行っています。

ThinBoot ZEROの技術を担当するようになって今年で5年目になりますが、何が大変といえば、設定や必要なデバイスドライバー等を把握することですね。今思えば、最初は「端末のビジネス」をちゃんと理解していなかったなと思います。PCをシンクライアント端末化するために、普通のOSではなく組み込み型OSをセットアップするのですが、Windows 7系から、Windows 8系、そして現在のWindows 10系へと、新しい組み込み型OSが登場するたびに、いろいろなところが変わってしまい、従来の設定内容やツール類が使えなくなることもあります。そういう場合は、細かいところまですべて自分で調べ、いろいろ試行錯誤して、ようやく完成にこぎ着けるという感じです。ThinBoot ZEROは、製品のベースとなる端末の種類が多いですし、モデルチェンジも多いので、これらの検証を全種類の端末に対して実施するのは大変です。でも、ThinBoot ZEROを”製品”として提供するためには、こういった検証が欠かせないんですよね。

画像: 新しいハードやOSでも確実に対応。その苦労は大変だけど貴重な経験

BtoBでも、実際に使うのはお客様企業の社員。BtoCを意識した製品作りが面白い。

サーバーやネットワークなどのシステム構築とは違って、この仕事では、短期間のうちにたくさんのお客様の案件に携わるのですが、お客様によって、画面デザインやアイコンの配置、使い勝手などが初期出荷状態に近いものから、とことんこだわってカスタマイズするケースまで、いろいろなリクエストがあります。ThinBoot ZEROの技術担当になる以前は、サーバーエンジニアとして案件に携わっていました。その時は、ユーザーの使い勝手などを意識する必要がなかったのですが、今はその点も意識しながら、お客様からの要望に応えるにはどうすればいいか考えるようにしています。コンシューマー向け(BtoC)を意識した製品作りは、面白いです。それと、お客様からの要望に応えるだけではなく、自分が「こうしたい」とか、「こんなふうに使えたら」とか、いろいろ考えながら実装できるのも、自由度があってやりがいがありますね。

担当製品の知名度をもっと上げたい!もっと売れるような仕組みを作りたい!

営業と一緒に行動して、お客様に技術的な説明をする、プリセールスのようなこともしています。お客様からの高度な要件を満たすために、最適なカスタマイズ案を考えて提案するのですが、そこで他社とのコンペになることも当然あります。コンペに勝って採用されると、努力が報われた喜びとともに「よっしゃぁー!!」という気分になります(笑)。

以前、ある案件で、どんなに端末の設定を変えても期待した結果が得られず、お客様の要件を満たせなかったことがありました。それでさらに深く調べていくと、ベースとなるPCのドライバーやファームウェアの特性の問題、つまり仕様が原因だということが分かりました。そこで、メーカーへ仕様の改修を懸命に働きかけ、ようやく完成したのですが、あのときは、自分だけではどうすることもできない壁にぶつかったようで、本当に苦労しました。最終的にはお客様のご要望を実現することができたので、諦めずに原因を追究し続けたかいがあったと思っています。また、突き放さずに完成まで待っていてくださったお客様にも感謝しています。

成功も失敗もありますが、自分が苦労して設定したり作ったりしたものや、お客様からの問い合わせに対する回答が、お客様に満足していただけると、やっぱりうれしいものです。

これからは、ThinBoot ZEROの知名度をもっと上げて、もっと出荷数を伸ばしたいですね。カスタマイズできる点がThinBot ZEROのウリの1つでもあるのですが、物販にも関わらず、お客様ごとに要望は異なり、提供するサービスもバラバラになってしまっています。”枠組み”がはっきりしていないところもあるんです。そういったスキルや知識をきちんと体系化し、販売に携わるすべての方がお客様に対し同じ回答ができるような仕組みを作りたいと思っています。

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