AIを搭載した接客ロボットZUKKUの協業をきっかけにした対談企画《後編》です。
手のひらサイズのZUKKUが現在活躍している場をベースに、今後のZUKKUが広げていく可能性について語り合います。

前編をご覧になっていない方は、ぜひこちらもご参照ください。

画像: 右:株式会社ハタプロ 代表取締役 伊澤諒太氏 左:エス・アンド・アイ株式会社 コグニティブソリューション統括部長 佐々博音

右:株式会社ハタプロ 代表取締役 伊澤諒太氏
左:エス・アンド・アイ株式会社 コグニティブソリューション統括部長 佐々博音

ZUKKUは、サービス業全般に活躍の場を広げている

― ZUKKUは現在、どのような場で活躍しているのでしょうか?

伊澤さん
流通小売業や飲食業、サービス業、介護施設など、サービス業全般ですね。いわゆる、リアルな場での店舗や施設を持っているところが多いです。たとえば、ビールメーカーさんの店頭AI販促の企画では、食品スーパーでキャンペーンや商品の案内役として活用されました

後は自治体ですね。区役所とかの窓口業務やインバウンド観光案内などに設置しているケースがあります。

画像: ZUKKUは、サービス業全般に活躍の場を広げている

佐々
老人ホームでの取り組みとかも始めていますよね?

伊澤さん
そうですね。介護施設なんかだと、ペットのような存在として利用者の皆さんから可愛がられています。普通のAI スピーカーでアニマルセラピーは無理ですが、ZUKKUだとアニマルセラピーに似た効果も期待できるようです。高齢者の方々に大人気で、みんなで話しかけたり、いろいろなつぶやきを聞いたりしていますね。そして、「今日、ZUKKU君から教えてもらったんだけど……」と言った感じで、入居者さん同士のコミュニケーションを助けることにも役立っています。

人をサポートし、仕事を最適化してくれる

佐々
老人介護については、介護士の負荷が大きいので、それを軽減することもできますよね。定期的に話しかけてくれるとか、ラジオ体操の時間を教えてくれるとか。今、介護士の方がやっている作業の中で軽微なもの、ロボットでもできるものをZUKKUが代わってサポートすることで、介護士にしかできない本来の介護の領域に集中できるのではないかと思います。ZUKKUを取り込むことで、仕事の最適化ができるのも利用者にとって大きなメリットでしょうね。

他にも、ニュース記事や社説など、日々更新される情報をWatson側でアップデートをかけて、高齢の方々との対話の中でトピック記事について話させるなど、ZUKKUの用途は広いと思います。高齢者の場合、定期的に話しかけることも大切ですしね。高齢者のように、元々ロボットと接する機会がなかった人とも接点が持てるのもZUKKUならではですよね

伊澤さん
そうですね。同じように子供の見守りにも活用できると思います。たとえば、机に置いておけば、「そろそろ塾に行く時間だよ」という風に教えてくれると便利になります。仕事をしていて、一緒にいられない親御さんには安心できる機能になりそうです。

カスタマイズができるので、いろいろな付加価値を生み出せる

佐々
もうひとつのZUKKUの魅力は、1個作れば、実は2カ所でも10カ所でも100カ所でも、使えることなんですよね。1カ所で溜まったデータを次の現場で活用することができるわけで、PDCAをちゃんと回すような取り組みをすることで、本当に守らなきゃいけない現場の方々の負荷をうまく軽減していける商材だと思います。

画像1: カスタマイズができるので、いろいろな付加価値を生み出せる

伊澤さん
今後は、リアルタイムにどういうお客さんが来たのかを、遠隔にいながら一元的に見える機能も搭載しようと思っています。そうすると完全な無人店舗をつくったり、アルバイト一人とZUKKUがいればオーナーが店頭に立たなくても案内ができるようになるのかなと思うんです。家にいながら接客ができたり複数店舗の接客ができたりなど、いろいろな価値を産みやすいサービス設定になっているので。

佐々
ある程度の数を投入できれば投資対効果も出やすいですし、それは素晴らしいですね。こういったユースケースは、私たちよりも企業の方が持っています。我々はZUKKUのカスタマイズはできるけど、実際にどんな風にすればより役立つものが作れるのかといったアイデアは、やはり企業側が持っているんですよね。実際、ZUKKUを持っていくと、「実はこういうところで使えないかな?」となるケースが多くあります。AIも同じなのですが、我々がこの市場にこういうアプローチで使ったいという風に考えるより、お客さんと一緒に考えた方が利便性の高いものを作れるんですよ

伊澤さん
そうなんですよね。東京ドームの自動販売機に、ZUKKUを入れたものが設置されています。高価なデジタルサイネージ型の自動販売機に入れ替えなくても、後付けでZUKKUとタブレットを自販機にくっつければ新型と同じような機能を発揮することができるんですが、これも飲料メーカーさんといろいろなディスカッションをしている時に、「ちょっと自販機に入れてみようかと」いう話になったのがきっかけなんです。

画像2: カスタマイズができるので、いろいろな付加価値を生み出せる

佐々
なるほど。自動販売機の中には、全然売れていないものがあったりするので、それならそこにZUKKUを入れてしまいましょうよ、そうすれば販売力も上がるし、データも取れますよってことですね?

伊澤さん
そうなんです。ZUKKUが施設案内もできるので、「いい場所に自動販売機を設置したい」などと言った提案もできるので、付加価値はさらに上がるんですよね。

既存のロボットサービスよりリーズナブルなのも魅力

― いろいろな可能性を秘めたZUKKUですが、多くの人は「ロボットは高い」と思っています。そのあたりはどうでしょうか?

伊澤さん
ZUKKUは、既存のロボットサービスや AI パソコンサービスに比べると、かなりリーズナブルな価格で提供できる設計ですから、その点も企業側のメリットは大きいと思います。月額2万円からですし。

佐々
そうですよね。もちろん、画面変更などの開発ですとか、AIと繋げて学習データを作るという作業が発生するので、イニシャルにある程度のコストは必要ですが、一度作ってしまえばランニングにはそれほど大きなコストがかからないので、他のロボットサービスに比べると格段に安くできると思います。

画像: 既存のロボットサービスよりリーズナブルなのも魅力

最後に…

ZUKKUの可能性を熱く語った対談企画。聞いている私も、ZUKKUへの愛着がどんどん増し、ワクワクが止まらない状態に陥りました。小さいのに、なんてすごい子なんだ!

最後に、佐々よりメッセージ
今は、ZUKKUの活用の場やデータを集めている段階です。今度、データが集まってきた結果、「これは使えるぞ」という分野については、どんどんと横展開していくことができます。この領域は「企業と一緒にビジネスを作っていく」という感覚で取り組むべきものであり、共にZUKKUを成長させていくことができればと思っています。

これから、さまざまなところでZUKKUと接していただく機会が増えると思いますが、ご興味のある方は、ぜひお声かけください。共に新しい可能性を模索して行きましょう。

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